概要
『お給料が他より安くても
お誕生日を盛大に祝ってくれるなら!』
……求人票の甘い言葉を信じ
名門アストラル公爵家で働き始めた新人メイドのアイナ。
しかし……いざ迎えた誕生日は華麗にスルーっ!?
後輩庭師の誕生日は
シャンパンが飛び交う狂乱のどんちゃん騒ぎ!?
「……信じた私が、馬鹿だった。
こんな職場、絶対に辞めてやるッ!」
……怒りと悲しみを胸に
退職願を叩きつけようとしたアイナ。
しかし、彼女が目にしたのは
ボロボロの人形を前に
半泣きで針仕事に苦戦する不器用な当主の姿だった。
(……辞めるんだから、放っておけばいいのに。
でも……)
それは、メイドの性分か
それとも彼女の優しさが故か
彼女にとっては『最
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- ★★★ Excellent!!!辞めたいのに、辞められない。それが一番かわいい。
誕生日を祝ってもらえなくて「こんな職場、辞めてやるッ!」と決めたアイナ。
なのに辞表を出す前に、ボロボロの人形を直そうとして泣く不器用な当主を見てしまう。
そこからがもう、出ていけないループの始まりです。
家事の知識でトラブルを片づけるたびに、周囲は「聖女だ」「守護天使だ」と盛り上げていく。
本人はただの家事なのに、噂だけがどんどん巨大化する温度差が最高に面白い。
レナード様の不器用さとアイナの奉仕心がまったく噛み合わないのに、空気だけは温かい。このすれ違いラブコメがクセになります。
深刻になりすぎない軽快なテンポ、使用人たちの尾ひれ付き噂話、毎回新しいトラブルが波のように来る展開。
1…続きを読む - ★★★ Excellent!!!噛み合わないけど、愛は深い
求人票に書いてあったのに、誕生日を祝って貰えないメイドのアイナ。
彼女は余りの扱いに怒りを抱き、退職しようとする。
だが公爵家に起こる数々のトラブルに、彼女のご奉仕心が爆発。
退職届を脇に置き、持ち前の家庭の知識で様々なトラブルを解決に導く。
するとあら不思議、使用人や公爵は彼女のことを聖女だと勘違いしてしまった。
これはとんだいい迷惑だが、果たして彼女は退職出来るのか……。
ズバリこの作品の魅力は、いい意味で勘違いしていることです。
てんやわんやする彼女に、使用人たちは聖女と崇め、公爵は無類の愛を抱きます。
すれ違いが起こってるにせよ、温かな空気で迎えてくれるのです。
そんなホッコリす…続きを読む - ★★★ Excellent!!!辞めたい聖女様と不器用当主の、噛み合わないラブコメ攻防戦
誕生日を忘れられて辞表を懐に忍ばせるアイナと、不器用すぎるレナード様の攻防が最高に癖になります。人形の修繕、庭師の誕生日会、バラ園の害虫駆除……アイナは辞めるきっかけを掴むたびに、無自覚な家事の腕前で当主の窮地を救ってしまい、そのたびに周囲からは聖女、守護天使と崇められていく構図が絶妙です。
噂話がどんどん尾ひれをつけて聖女伝説に膨れ上がっていく使用人たちの掛け合いも、テンポよく笑えるポイントでした。深刻になりすぎない軽快な語り口と、噛み合わない二人の会話劇に漂うコメディセンスが光ります。次はどんな騒動が二人を待ち受けているのか