概要
学者が5年後に地球に隕石が落ちると観測結果からわかった。
陰謀論だと人々は信じなかったが、
今回は胡散臭い預言者ではなく、専門家の観測データを踏まえた話だった為、日本政府はこれを重く受け止め、軍用の地下基地を地下シェルターとして改修。
5年後、地下深くに自給自足で食料や水を確保したシェルターが完成。
学者の計算は正しく、隕石が近づいてきており、落下地点は日本。
人々は信じない者、信じる者で別れ、信じない者は地上に残り、信じる者は地下シェルターに避難した。
そして、
同年7月。
日本の東京に隕石が落ちた。
東京の都市は壊滅。
それどころか、この隕石には大量の放射能が含まれており、地表に降り注いだ。
地上は住めない
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!安全な場所が、疑心暗鬼の密室に変わっていく。
隕石落下後、人々が地下シェルターで暮らす世界。
それだけでもポストアポカリプスを感じさせる魅力的な世界観ですが、そこへ少しずつ忍び込んでくる「違和感」と「恐怖」が、その魅力をさらに加速させます。
閉ざされた地下空間。逃げ場のない生活圏。
そして、死んだはずの人間がそこにいる、という違和感。
目の前の相手が本当に人間なのか分からなくなっていく恐怖。
派手なパニックだけで押し切るのではなく、じわじわと状況が悪化していく過程が丁寧で、読み進めるほどに息苦しさが増していきます。
しかし、そのパニックとじっとりとした恐怖の中で、元軍人である中年主人公が、ただ怯えるのではなく、判断し、動き、守ろうと…続きを読む - ★★★ Excellent!!!人間への信頼が揺らぐ、緊張感あふれるサバイバルホラー
この作品は、人間に擬態する怪物への恐怖と、極限状態でも大切な相手を守ろうとする人々の姿を、テンポよく描いた作品だと思います。
隕石災害後の地下シェルターという閉鎖空間で、誰が人間で誰が怪物なのか分からなくなっていく展開は、非常に漫画的で分かりやすく、各話の引きも強いため自然と先を読みたくなりました。
特に印象に残ったのは、怪物となった郡司に襲われた父を救うため、美奈子が銃の引き金を引く場面です。それまで守られる側だった娘が、恐怖を抱えながら父を守ろうとする姿には、親子の強い関係性が表れていると感じました。
また、怪物が刺青やピアス、指輪などの人工物を正確に再現できないという設定も、単な…続きを読む - ★★★ Excellent!!!終末世界のシェルター内で巻き起こるゾンビ(?)パニック!
…というアイディアが大変興味深いですね!
(実際はゾンビというわけではないのですがジャンル的にはそれが近いかと!)
元軍人の主人公(離婚済み)が最愛の娘と偶然出会った女性を守るため奔走するという海外映画さながらな設定に、目まぐるしく動いていく状況が緊迫感を生む、いい意味で「こういうのでいいんだよ!」な作品です。
恐怖や不安といった心情を深く掘り下げるというよりは、さくっとライトにゾンビパニックを楽しめる本作。
今後の展開も楽しみ……なんですが、唯一作中で繰り返される「ある描写」がものすごく不安を煽ります……!(予想が外れて欲しい……!)