概要
両親、兄弟に嫌われ、祖母が亡くなったことで世界が真っ暗になった彰は、きぃと一緒に探り始めるが……。この先一体何を思うのか。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!過去と現在を繋ぐ、切なくも温かい時間旅行
※第二章 10話までのレビューです。
ヘルパーの青年・彰が迷い込んだのは、50年前の過去――。
そこで出会った若き日の都塚おばあさんと、空を泳ぐ不思議な金魚「きぃ」との出会いから始まる、心揺さぶるタイムリープファンタジーです。
明るい日常の裏に隠された、彩月の胸を締め付けるような「過去の傷」と、彼女を救おうと奮闘する彰のまっすぐな姿が丁寧に描かれています。
特に、愛らしくも感情豊かなきぃの存在が良いアクセントになっており、ファンタジーとしてのワクワク感と、胸が締め付けられるような人間ドラマのバランスが絶妙です。
第10話の衝撃的な展開から、場面が変わる次章へどう繋がっていくのか―…続きを読む - ★★★ Excellent!!!美人なおばあちゃんの心の結び目を探して
年を重ねた方を見つめたり、自分が歳をとる未来を想像するとき、私たちはどこか「すべてが穏やかに落ち着いた姿」を思い浮かべがちです。
ですが、歳をとるということは、ある日突然ポンと老人になるわけではありません。過去の自分が迷い、悩み、少しずつ変わりながら辿り着いた現在地なのだということを、私たちは皆知っているはずです。
穏やかで、どこか寂しげな美しいおばあちゃんの心にある悲しみ。
その結び目は一体どこにあり、どうすれば解きほぐすことができるのでしょうか。
青森、金魚ねぶた、そしてあの日のライブの記憶とともに巡る、真摯で温かなタイムトリップ物語です。 - ★★★ Excellent!!!時を越えた先で、失くした心の居場所を見つけていく。
ひょんなことから時を越えた彰と、金魚ねぶたの人形・きい。
慣れない時代の中で戸惑いながらも、人との出会いを重ねるうちに、彰の心も少しずつ動き始めます。
家族とのこと、自分の居場所、これからどう生きていくのか。
簡単には答えの出ない思いを抱えながら、それでも誰かと関わることで前を向こうとする姿が印象的です。
不思議なタイムスリップのお話でありながら、描かれているのはとても身近な人の温かさや寂しさ。
きいと一緒に過ごす限られた時間の中で、彰が何を見つけていくのか。
やさしさと少しの切なさが残る、心をそっと見守りたくなる物語です。