概要
ただ、自分の配置だけが見えなくなった。
人の配置は見える。
仕事のずれも、
言葉の距離も、
立つ場所も。
けれど森下雫には、
自分がどこにいるのかだけが分からない。
水曜日の定時後、
アトラボ一階のカフェで行われる「状態確認」。
占いではないと言い張る森下の前に、
桐島航矢がいつものように現れる。
タロット。
大盛りのまかない。
本物の塩。
いつもと少し違う斜め隣。
人の現在地を見つけてきた森下が、
自分の配置を確かめにいく小さな物語。
―― Auroraシリーズ 38
森下雫は占わない
仕事のずれも、
言葉の距離も、
立つ場所も。
けれど森下雫には、
自分がどこにいるのかだけが分からない。
水曜日の定時後、
アトラボ一階のカフェで行われる「状態確認」。
占いではないと言い張る森下の前に、
桐島航矢がいつものように現れる。
タロット。
大盛りのまかない。
本物の塩。
いつもと少し違う斜め隣。
人の現在地を見つけてきた森下が、
自分の配置を確かめにいく小さな物語。
―― Auroraシリーズ 38
森下雫は占わない
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