概要
あの時の屋上で止まったままの時間――それを動かしてくれたのは君だった。
幼馴染の『嘘告』が、俺の全てを壊した。
鬱病、記憶障害、失われた青春。
それでも義妹だけは、俺を諦めなかった。
高校に入り、ようやく前を向き始めた俺の前に――あの日の加害者たちが、何事もなかったように笑っていた。
忘れるつもりはない。
だから、ただ復讐すればいいと思っていた。
嘘をついた者。
傍観した者。
俺を壊した者。
そして――その裏で、すべてを操っていた者。
誰を許し、誰を許さないのか。
俺が判断をすれば――だけど。
それでも未来を選ぶ。君の為に。
今、俺の時間が動きだす。