概要
父のよこした地図が、僕の夏を少しだけ変えた。
父のよこした一枚の地図を手に、僕は田舎で夏休みを過ごすことになった。
祖父母の家、方言の飛び交う村、再会した幼なじみ、そして父の“昔”。
地図が結んだ、小学五年生のひと夏の物語です。
舞台は、夏中ずっと居たかった母の実家がモデル。
方言は私の生家周辺のものです。
なお、方言に字幕は付いておりません。
祖父母の家、方言の飛び交う村、再会した幼なじみ、そして父の“昔”。
地図が結んだ、小学五年生のひと夏の物語です。
舞台は、夏中ずっと居たかった母の実家がモデル。
方言は私の生家周辺のものです。
なお、方言に字幕は付いておりません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!これも一つの異世界冒険譚
話の流れは実にシンプルです。
季節は夏。
父親と母親が仕事の関係でどこかに行くいあいだ(なぜ両親なんだろう? と思ってましたが、これも後に判明します)
とある田舎の街でじいじの世話になり、ついでに……
父親から渡された布切れに書いてある、印のついた田舎の地図を渡される。
ここに何があるでしょう?
という、家庭内自由課題だ。
ただ印のありかを目指せばいいってものんじゃない。
なぜならそこは、言葉すら理解できぬ田舎極めし所。
あと……割と現実っぽいことをいえば田舎の山は実は危険でいっぱいなのだ。
子供でも遭難する雑な設計に野良犬、蛇、蜂、植物。
昨今の切実な問題として熊の恐れもある…続きを読む - ★★★ Excellent!!!古い地図がひらく、少年の夏
『地図と小5の夏休み』は、父さんから渡された一枚の古い地図をきっかけに、小学五年生の健太くんが田舎の夏へ踏み出していく現代ドラマやね。
ウチがまず惹かれたんは、健太くんが最初から大冒険に胸を躍らせてるわけやないところなんよ。いきなり祖父母の家で過ごすことになって、父さんの出した課題にも、どこか納得しきれん気持ちを抱えてる。けれど、祖父母の家の暮らし、土地の方言、川遊び、幼なじみとの再会が少しずつ重なって、知らん場所やった田舎が、健太くん自身の夏へ変わっていくんよね。
この作品の読み味は、派手な事件や強い劇的展開で引っ張るものやなくて、暮らしの細部からじんわり染みてくるタイプやと思う。古い…続きを読む