概要
彼女が前に出る。僕は背中を守る。
攻撃力はゼロ。防御力は上限ナシ。
神坂玄司、29歳。深夜の現場を見回るだけの警備員。学生の頃はサッカーのゴールキーパー。ゲームでも選ぶのは決まって盾役。
いつも誰かの後ろに立つ側だった。それなのに、本当に守りたかった人の前では一歩も動けなかった。
何者にもなれないまま、歳だけを重ねた。
ある夜、現場で意識が途切れた。目を覚ますと、剣と魔法の世界にいた。
最初に見たのは、戦場をまっすぐ駆ける漆黒の剣姫。エルフリーデ。前に出ることしか知らない彼女の背に、伏兵の刃が迫っていた。気づいたのは僕だけだった。考えるより先に体が動いた。
そのとき目覚めたのが、守る相手を信じるほど強くなる力。受けた攻撃を魔力に変えて打ち返す。
「ここで生きる。守りたい人を、今度こそ守りきる」
攻めの剣姫と、
神坂玄司、29歳。深夜の現場を見回るだけの警備員。学生の頃はサッカーのゴールキーパー。ゲームでも選ぶのは決まって盾役。
いつも誰かの後ろに立つ側だった。それなのに、本当に守りたかった人の前では一歩も動けなかった。
何者にもなれないまま、歳だけを重ねた。
ある夜、現場で意識が途切れた。目を覚ますと、剣と魔法の世界にいた。
最初に見たのは、戦場をまっすぐ駆ける漆黒の剣姫。エルフリーデ。前に出ることしか知らない彼女の背に、伏兵の刃が迫っていた。気づいたのは僕だけだった。考えるより先に体が動いた。
そのとき目覚めたのが、守る相手を信じるほど強くなる力。受けた攻撃を魔力に変えて打ち返す。
「ここで生きる。守りたい人を、今度こそ守りきる」
攻めの剣姫と、
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