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概要
言えなかったことは、消えない。だから、ここに置いていく
道後温泉の小さな宿「ことの葉亭」には、宿泊客がひとことを書き残していく古いノートがある。東京の広告会社を辞め、次の行き先も決められないまま松山へ戻ってきた二宮由良は、祖母の営む宿を一か月の予定で手伝うことになる。温泉街の静かな朝、帳場の仕事、常連客や地元の人たちとの出会い。そして、ことば帳に残された名も知らない誰かの言葉。言えなかったこと。戻ってきた後ろめたさ。休むことへの不安。由良は、宿に残された小さな言葉たちに触れながら、少しずつ自分自身の気持ちと向き合っていく。
道後の湯の匂いと、人の優しさが胸にしみる、再出発の物語。
道後の湯の匂いと、人の優しさが胸にしみる、再出発の物語。
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