概要
あの頃のレモネードは、もういらない
ソータとハルカは訓練所の同期生だった。
薮坂さんの自主企画「嘘と桜とレモネード」参加作です。
俺に桜を書かせるとこうなるのは当然の帰結。挑発されてるのかと思いました。後悔はしていませんが、ハゲました。
薮坂さんの自主企画「嘘と桜とレモネード」参加作です。
俺に桜を書かせるとこうなるのは当然の帰結。挑発されてるのかと思いました。後悔はしていませんが、ハゲました。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!そのレモネードが結末にむかわせた
決められたあらすじに沿って物語を書き、その筆致の違いを楽しむという企画への参加作品。
春香と颯太がレモネードを前にして、再会と別れの物語を繰り広げるというのが、お題の簡単な趣旨になります。
ただ、
「レモネード」をこのように扱う作品は、もしかしたらこの作品以外には無いのかもしれません。
あまりにも意外!
本作品は、軍事物です。
桜といえば、ですね、確かに。
意外性に驚かされる一方でストーリーの作り込みも見事で、最終話で明かされる結末は切なく、「ハルカ」と「ソウタ」の苦悩に心揺さぶられます。
たった一万文字程度とは思えない、ふたりの世界が鮮明に目に浮かぶ作品でした。 - ★★★ Excellent!!!その銃弾の味やいかに
早撃ちのハルカ、狙撃のソータ。
二人の「テリトリー」が違うからこそ、任務では互いを補い合える。その関係性が最初にしっかり見えてきましたが、一転して後半でまた見方が変わってきてしまう。落差に非常に驚かされる作品です。
特に効いていたのは、レモネードの使い方です。
訓練所時代を思い出させる懐かしい味でありながら、同時に任務で使われる弾丸の名前にもなっている。甘酸っぱい記憶と、殺しの道具が同じ名前でつながっているところに、この世界の冷たさが出ていたと思います。
第3話の桜の丘での対峙。これはこの作品の最高潮の場面です。
そして苦々しいエピローグ。
それでも受け取る空気感は読者さまごとにかなり異…続きを読む