概要
使い魔の遺体は燃やさなければならない。車で一人、異世界を走る。
異世界の使い魔の火葬を専門に行う葬儀屋。
えいこらさっさと車でウルフスタン家へ向かった時、驚きの発言を受ける。
「使い魔の遺体が盗まれた」
シロタ・アオキは仕事を全うするため、ウルフスタン家のライナスくんと一緒に、使い魔の遺体を探すことになるが……。
カクヨム10テーマ「悠々自適なソロ活」部門に応募しています。
えいこらさっさと車でウルフスタン家へ向かった時、驚きの発言を受ける。
「使い魔の遺体が盗まれた」
シロタ・アオキは仕事を全うするため、ウルフスタン家のライナスくんと一緒に、使い魔の遺体を探すことになるが……。
カクヨム10テーマ「悠々自適なソロ活」部門に応募しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!飄々とした葬儀屋が繋ぐ、じんわり温かい気持ちになれる物語
この作品は、ペットを飼ったことのある人や看取ったことのある人には共感を超えて自分と重ねてしまう部分があるかもしれません。(もちろんそれ以外の人にも読んでいただきたいですが)
葬儀の依頼を受け、火葬車で魔術師の名家を訪れたシロタ。ところが肝心の使い魔の遺体が行方不明で……?という、謎解き要素もあるストーリー。
葬儀屋、と聞くと重そうとか悲しそうというイメージがまず浮かぶかもしれません。確かに死を扱うので相応の悲しさはありますが、それ以上の温かさがあるのがこの作品の魅力です。謎が解けたとき、すでに死んでしまった使い魔の生前の姿が目に浮かぶはず。
葬儀屋のシロタさんがどこか達観していて、言葉遣…続きを読む - ★★★ Excellent!!!寂寥と暖かさのある異世界の葬儀屋
葬儀屋のシロタは使い魔の葬儀を行い、その遺体を火葬する。
使い魔の遺体は魔物を呼び寄せるからだ。
そうして向かった黒犬の弔いで、シロタは黒犬の死体が盗まれ、葬儀があげられないと依頼人に告げられる。
誰が、なぜ、どうやって黒犬の死体を盗んだのか。黒犬の死体は厄災を招く。
遺体を探すシロタと依頼主の家族。
その危険を冒しても死体を盗んだ主が伝えたかった事は……
推理要素を入れながら、根底にあふれる使い魔を含めた家族への愛や哀しみ寂寥を話に盛り込み、綺麗に優しくまとまっていてとても良かったです。
異世界での使い魔の葬儀屋という設定も独特で良かったですし、この世界の中でキャラクター達が息づいていまし…続きを読む