概要
人を斬る時も、恋をする時も−−この男は笑っている。
人を斬る時も、団子を渡す時も――彼は同じ顔で笑っている。
京の治安を守る壬生浪士組、のちの新選組。
その中でもひときわ異質な剣士、沖田総司は、天真爛漫で誰よりもよく笑う男だった。
だがひとたび刀を抜けば、誰よりも速く、誰よりも容赦なく敵を斬る“最強の剣士”へと変わる。
そんな彼が出会ったのは、戦いとは無縁の一人の町娘。
人斬りを目の当たりにしながらも、なぜか彼から目を離せなかった少女と、
「仕事だから」と笑う男。
昼は騒がしく、夜は血に染まる京の町で――
壬生の狼は、初めて“恋”を知る。
これは、最強の剣士がただ一人にだけ弱くなる、少し不器用で、少し危険な恋の物語。
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