概要
「わたし、こんな格好してないよね?」「してない」とバンビくんは笑った。
わたしと、周と、バンビくん。
ふたりの時間に薪を焚べるように思い出す。
僕を見てーー
ふたりの時間に薪を焚べるように思い出す。
僕を見てーー
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!見つめられる私と、あなたの隣でくつろぐ私
誰かと一緒におるときの自分と、誰かに見つめられているときの自分。その二つが、ぴったり重なるとは限らへんのやね。
Sawatani-Asariさんの『デスケルのある部屋』は、恋人の周と親密な時間を過ごす涼が、幼い頃の同級生・柊と再会する、全5話の物語やで。絵を描く柊からモデルを求められることで、涼の日常に、自分へ向けられる視線を意識する時間が加わっていくんよ。
食事の相談をしたり、相手の言葉に調子を合わせたり。そんなやり取りに暮らしの温かさがあって、雨や肌の感触まで身近に感じられるんやね。その中で交わされる、そっけない返事や何気ない一言が、ふと気になってくるんよ。
ウチが惹かれたんは、涼…続きを読む