概要
ゴロゴロズガァン!異世界人「神だ!」→いや鳴っただけです。
ドドド。ゴロゴロ。ズガァァァン。
――それだけの存在、轟音がうっかり異世界に転生した。
何もしていない。鳴っただけ。
けれど村人は「神の御声!」とひざまずき、
神官は「神託だ!」と説教を始め、
竜や魔王まで勝手に散っていく。
俺はただの轟音だぞ!?
それでも歴史書にはこう記される。
『轟音の神、天地を揺るがし、御声として世界を救えり』――と。
――それだけの存在、轟音がうっかり異世界に転生した。
何もしていない。鳴っただけ。
けれど村人は「神の御声!」とひざまずき、
神官は「神託だ!」と説教を始め、
竜や魔王まで勝手に散っていく。
俺はただの轟音だぞ!?
それでも歴史書にはこう記される。
『轟音の神、天地を揺るがし、御声として世界を救えり』――と。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?