主人公が通う学校に大塚湊という転校生が来ます。
彼は一昨日転校してきたばかりなのに、もう学校を休んだり、ちょっと会話しただけの主人公のことを馴れ馴れしく下の名前で呼んだり、不可解な言動が目立ちます。
いったい、それはどうしてなのか……後半で衝撃の真相が明らかになり、ゾッとしました。
最後まで読んだ後、もう一度読み返したのですが、最初に読んだときとは印象が全然違う文章がいくつもあって、すごいなって思いました。
主人公と大塚くんはこの物語が終わった後、どうなってしまうのか……。気になるけど、想像すると怖いです😨
短いのに、驚きと恐怖がしっかりと詰まった、とてもクオリティの高い作品でした。
このゾワっと来る感じ。これぞまさにホラーという後味。
久しぶりに「オオツカくん」と学校で会った主人公の「津人(しんと)」。
彼は親と一緒に学校に来ているが、なんだか様子がおかしいような。
なんだろう、この違和感。「小谷部くん」にマンガを貸した話などを唐突にされるなど、どこか脈絡がなさそうな感じもある。
彼に何があったのか。その「違和感」を突き詰めた結果……。
都市伝説とかにあるような、この後味の悪さ。「パワフルプロ野球」の「南の島に行ったヒロインの手紙」(わかる人にだけわかるネタ)みたいなのとか彷彿とさせられます。
直接的に突きつけるのではなく、じわじわと「理解」を及ばせていくからこそ出せる感覚。ホラーならではの「味わい」をまた改めて堪能させていただきました。