咲く音と恋

@stella_rai

25-5 第一章 「二月の思い出」

少年よ

春の日が差す十五時に

君とわたしは目を合わす

君が振ったその手には

努力の末の腫れあとが

君が奏でたあの音色

忘れることはできなくて

思い出すたび輝くのは

君の黄金の髪と

音だけよ

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