異世界と現実が“日記アプリ”で繋がる瞬間が鳥肌。静かにヤバいサバイバル

スマホに突然現れた“知らない誰かの日記”。
それをきっかけに、現実の高校生と、見知らぬ世界に迷い込んだ中年男性が、200文字だけの交換日記でつながっていく物語です。

派手なバトルやチートは一切なし。
なのにページをめくるたび、じわじわ不安がせり上がってくる“静かなホラー”と“異世界サバイバル”の組み合わせがクセになる。

世界の理不尽さ、時間のズレ、手探りのサバイバル、そして日記越しに生まれるごく小さな希望──
読者まで息を詰めて見守りたくなる臨場感があります。

「日常側」と「異世界側」の視点が交互に進む構成も絶妙で、
読むほどに“なぜ繋がるのか”という謎が膨らんでいく。

静かだけど確実に引き込まれる、
新感覚の異世界×ミステリー作品として強くおすすめです。

これ、真面目に面白い!!傑作です!!

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