空と刻む時【カクヨム短歌賞1首部門 応募作品】

爽風晴菜

空と刻む時

快晴の空色瞳にとりこんで身体を巡り紡ぐ「おはよう」


青空にほわりと浮かぶ白雲に似ている気がするウインナーコーヒー


薄雲のレース広がり照りつける日差し和らげ助かりました


ざあざあと降る雨屋根や地面跳ね水の楽曲奏でているね


閃光で天地を繋ぐ稲妻に豊作願って祈りを捧ぐ


帰り道東の空を見上げたら綺麗な虹が微笑んでいた


夜空から見守る白い満月に感謝をこめて告げる「おやすみ」


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