『俺達のグレートなキャンプ106 全力で映画『ロッキー』ごっこをやろう』
海山純平
第106話 全力で映画『ロッキー』ごっこをやろう
俺達のグレートなキャンプ106 全力で映画『ロッキー』ごっこをやろう
朝の山間キャンプ場に、石川の甲高い叫び声が響き渡った。
「おはよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!みんな〜〜〜〜〜!!!」
石川は両手を高々と上げ、テント前で飛び跳ねている。昨夜の焚き火で少し煤けた顔に、満面の笑みを浮かべながら。
(まだ朝の6時なのに…)
富山は自分のテントの中で眉をひそめた。隣のファミリーキャンプサイトから、明らかに迷惑そうな視線が飛んできているのが分かる。
「石川、声がでかいって…」
富山がテントから這い出すと同時に、千葉も隣のテントからもぞもぞと顔を出した。寝癖で髪の毛が立ちまくっている。
「おはよう、石川!今日は何するんだ?」
千葉の目はキラキラと輝いている。まるで遠足前の小学生のように。
石川はにやりと笑うと、リュックサックから何かを取り出した。それは…
「じゃじゃ〜〜〜〜ん!!!」
赤いボクシングトランクス。そして、なぜか金色に光るベルト。さらには、汗をかいたようなグレーのタンクトップまで。
富山の顔が青ざめる。
「ちょ、ちょっと待って…それって…」
「そう!!!今日のグレートキャンプのテーマは〜〜〜」
石川が両手を広げ、まるでボクサーが入場するかのようなポーズを取る。
「『全力で映画ロッキーごっこ』だぁ〜〜〜〜〜!!!!」
その瞬間、周囲の静寂が訪れた。鳥のさえずりすら止まったかのように。
隣のファミリーテントから、小さな女の子が顔を出して「ママ、あの人たち何してるの?」と無邪気に尋ねる声が聞こえる。
富山の額に冷や汗が浮かぶ。
「え…えええええ?!ロッキーって…あの、ボクシング映画の?」
「そうそう!あの感動の名作!俺たち、今日一日ロッキー・バルボアになりきるんだよ!!!」
石川は興奮しすぎて、その場で軽くシャドーボクシングを始める。フック、ジャブ、アッパー…
千葉は目を輝かせて手をパチパチと叩いている。
「すげー!ロッキーかぁ!俺、あの映画大好きなんだ!特に階段を駆け上がるシーンが!」
「でしょでしょ〜?!千葉は分かってくれる〜!」
石川と千葉がハイテンションで手を取り合っている間、富山は頭を抱えていた。
(やだ…また変なことを…。他のお客さんに迷惑かけちゃう…)
「あの…石川…ここ、キャンプ場だよね?ロッキーごっこって…」
「大丈夫大丈夫!俺、完璧に計画立ててきたから!」
石川はリュックサックから折りたたまれた紙を取り出す。まるで作戦会議の資料のように几帳面に書かれている。
「まず午前中は『ロッキーのトレーニングメニュー』!生卵一気飲み、階段ダッシュ、肉を殴る練習!」
富山の顔がさらに青くなる。
「肉を殴るって…」
「あ、それは昨日買ってきた牛肉を木に吊るすんだ!映画と同じように!」
「牛肉を…木に…」
富山の声が震えている。
千葉は相変わらず目をキラキラさせている。
「それで?午後は?」
「午後は『フィラデルフィア美術館の階段シーン再現』!あそこの展望台までダッシュして、頂上で『エイドリア〜〜ン!』って叫ぶんだ!」
石川が実際に「エイドリア〜〜ン!」と叫んでみせる。その声は山にこだまして、さらに大きく響いた。
隣のファミリーテントのお父さんが、明らかに困惑した表情でこちらを見ている。
「そして夜は『チャンピオン戦』!俺と千葉でボクシング対戦!富山が美女レフェリー!」
「は?!私がレフェリー?!」
富山が素っ頓狂な声を上げる。
「そうそう!富山は美人だから、エイドリアン役にピッタリだよ〜」
石川のその一言で、富山の頬が微かに赤くなる。でも、すぐに現実に戻って頭を振る。
「だ、だめよ!そんなことしたら、他のお客さんに…」
「あ〜、心配しなくても大丈夫だよ〜。昨日管理人さんにも許可もらってるし!」
「え?!」
富山と千葉が同時に振り返る。
「管理人の田中さんも映画好きでさ〜。『面白そうですね〜、ぜひやってください!』って言ってくれたよ!」
実際に、管理人の田中さんがこちらに手を振っている。60代の人の良さそうなおじさんだ。
「お〜い、石川くん!今日はロッキーごっこだっけ?楽しそうだね〜!」
田中さんまでもがノリノリだった。
富山は完全に観念した表情になる。
「はぁ…分かったわよ…でも、あまり派手にしないでよね…」
「やった〜〜〜!!それじゃあ早速始めよう!」
石川は赤いトランクスを掲げる。
「まずは着替えから!千葉、君もこっちのトランクス履いて!」
「おお!ありがとう!」
千葉が喜んでトランクスを受け取る。
「ちょっと待って!着替えはテントの中でやりなさいよ!」
富山が慌てて止める。
「あ、そうそう。富山はこれ着て」
石川が差し出したのは、なぜかピンク色のトレーニングウェア。
「なんで私まで…」
「エイドリアン役だから〜。映画と同じような恰好しないと雰囲気出ないでしょ?」
富山は諦めた表情でトレーニングウェアを受け取る。
(なんで私がこんなことに…)
15分後。
「よ〜し!みんな準備完了〜!!」
石川は赤いトランクスにグレーのタンクトップ、頭にはなぜかタオルを巻いている。
千葉も同じような格好で、なぜかボクシンググローブまではめている。
富山はピンクのトレーニングウェアを着て、どこか恥ずかしそうにしている。でも、その姿はなんとなく映画のエイドリアンに似ていなくもない。
「それじゃあ、第一段階!『生卵一気飲み』から始めよう!」
石川がクーラーボックスから卵を取り出す。
「え、生卵?本当に飲むの?」
千葉がちょっとびびっている。
「もちろん!ロッキーと言えば生卵でしょ!」
石川は躊躇なく卵を割って、コップに流し込む。そして一気に…
「ぐぁ〜〜〜〜っ!!!」
石川が微妙な表情を浮かべる。
「ど…どう?」
富山が心配そうに尋ねる。
「…うん…ロッキーの気持ちがよく分かった…」
石川の顔が微妙に青い。
「俺もやる!」
千葉が意気込んで卵を手に取るが、においを嗅いだ瞬間に顔をしかめる。
「うっ…やっぱり生卵って…」
「千葉〜!ロッキーの気持ちになるんだ〜!」
「よし!ロッキ〜〜〜!!」
千葉も一気に飲み干す。
「うげぇ〜〜〜…」
二人とも微妙に気持ち悪そうな表情をしている。
隣のファミリーテントから、また女の子の声が聞こえる。
「ママ、あの人たち卵飲んでる…」
「見ちゃダメよ、こっち向いてなさい…」
富山の顔が真っ赤になる。
「ちょ、ちょっと…他のお客さんが…」
「大丈夫大丈夫!次は階段ダッシュだ〜!」
石川が展望台への階段を指差す。キャンプ場から展望台まで続く長い石段だ。
「あそこまでダッシュして、頂上で『エイドリア〜ン!』って叫ぶんだ!」
「おお〜!あの有名なシーンか!」
千葉のテンションが上がる。
「でも、そんなに大声出したら…」
「富山〜、心配しすぎ〜。山だから大丈夫だよ〜」
石川はストレッチを始める。
「よ〜し、行くぞ〜!ロッキーテーマ、脳内再生〜!」
石川が「ダダダダ〜ン、ダダダダ〜ン♪」と口ずさみながら、階段を駆け上がり始める。
「待て〜!俺も行く〜!」
千葉も後に続く。
「あ〜もう…」
富山も仕方なく後を追う。
階段の途中で、石川が振り返る。
「富山〜!もっと速く〜!エイドリアンならロッキーについていくでしょ〜!」
「あ、あんたたちが速すぎるのよ〜!」
富山は息を切らしながらも、なんとかついていく。
ついに展望台に到着。
石川は両手を高く上げて、山に向かって叫ぶ。
「エイドリア〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!」
その声は山々にこだまして、何度も響いた。
千葉も同じポーズで叫ぶ。
「エイドリア〜〜〜〜〜ん!!!」
富山は恥ずかしそうに小声で…
「…えいどりあん…」
「富山、声小さい〜!もっと大きく〜!」
「え?!私も叫ぶの?!」
「エイドリアン役だから〜!自分の名前を叫ぶんだ〜!」
「そ、そんなの恥ずかしいわよ…」
でも、石川と千葉の熱い視線を受けて、富山は意を決する。
「と…富山〜〜〜〜〜!!」
その瞬間、山から別のキャンパーたちが手を振っているのが見えた。どうやら応援してくれているらしい。
「お〜い、頑張れ〜!」
「面白いことやってるね〜!」
遠くから励ましの声が聞こえてくる。
富山の頬が微かに赤くなる。意外にも、周りの人たちは好意的だった。
「よ〜し!次は肉殴り訓練だ〜!」
石川が階段を駆け下り始める。
キャンプサイトに戻ると、石川は昨日買ってきた牛肉の塊を木の枝に吊るし始める。
「これを映画のロッキーみたいに殴るんだ〜!」
「本当に殴るの?」
千葉がちょっと困惑している。
「もちろん!でも、ボクシンググローブしてるから大丈夫〜!」
石川が牛肉に向かって構える。
「いくぞ〜!ワン、ツー!ワン、ツー!」
パシッ、パシッと牛肉を殴る音が響く。
周囲のキャンパーたちが興味深そうに見ている。中には写真を撮っている人も。
千葉も挑戦する。
「俺も〜!えい、えい!」
パシ、パシ。
「どう?ロッキーの気分になった?」
石川が汗をかきながら尋ねる。
「うん!なんか強くなった気がする!」
千葉も満足そうだ。
「富山もやってみる?」
「え?!私はいいわよ…」
「まあまあ、せっかくだから〜」
石川に押し切られて、富山もボクシンググローブをはめることに。
「え〜い…」
富山が恐る恐る牛肉を軽くタップする。
「もっと強く〜!」
「で、でも…」
「大丈夫だよ〜。ストレス発散にもなるし〜」
富山が意を決して、少し強くパンチする。
「あ…」
その瞬間、富山の表情が変わった。なんだか爽快そうな顔をしている。
「どう?」
「…意外と…気持ちいいかも…」
富山が続けて何発か殴ってみる。パシ、パシ、パシ。
「富山〜!いいぞ〜!」
石川と千葉が拍手する。
そのとき、隣のファミリーテントのお父さんが近づいてきた。
「あの…すみません…」
富山の顔が青ざめる。
(やっぱり苦情が…)
「息子がすごく興味持っちゃって…一緒にやらせてもらえませんか?」
「え?」
お父さんの後ろから、小学生くらいの男の子が恥ずかしそうに顔を出している。
「ぼく、ロッキー見たことある!すごくかっこいいよね!」
男の子の目がキラキラしている。
石川は大喜びで手を叩く。
「もちろん〜!一緒にやろう〜!」
「本当ですか?!やった〜!」
男の子は嬉しそうにぴょんぴょん跳んでいる。
お父さんも笑顔になる。
「ありがとうございます。私も実は昔、ロッキーに憧れてボクシングやってたんです」
「そうなんですか〜?!じゃあ一緒に〜!」
気がつくと、だんだんと人が集まってきていた。
「私たちも混ぜてもらえますか?」
若いカップルも興味深そうにやってきる。
「僕らも〜!」
大学生らしいグループも加わる。
「あらあら、賑やかですね〜」
管理人の田中さんも近づいてくる。
「田中さん〜!」
「石川くん、すごい人気だね〜。みんなロッキーごっこに興味津々だよ」
富山は周りを見回して、びっくりしている。いつの間にか20人近い人が集まっていた。
「え…こんなに…」
「富山〜、大成功だよ〜!」
石川がVサインを出す。
「それじゃあ、みんなでロッキーごっこ大会だ〜!」
千葉も大興奮している。
田中さんが拍手する。
「いいですね〜!それじゃあ、私も参加させてもらいますよ!」
「田中さんも〜?!」
「実は私も若い頃、ボクシングやってましてね〜」
田中さんがシャドーボクシングをしてみせる。意外にもサマになっている。
「すげ〜!」
みんなが拍手する。
「それじゃあ、午後のメインイベント、『展望台エイドリア〜ン大会』の準備をしよう!」
石川が手を叩いて宣言する。
「みんなで展望台まで走って、頂上で『エイドリア〜ン!』を叫ぶんだ〜!」
「面白そう〜!」
「やってみたい〜!」
みんなのテンションが上がってくる。
富山は最初困惑していたが、周りの楽しそうな雰囲気に少しずつ心を開いていく。
「みんな…本当に楽しそうね…」
「でしょ〜?富山〜!俺の『グレートなキャンプ』は間違ってなかったでしょ〜?」
石川がドヤ顔で胸を張る。
「まあ…今回は…結果的には良かったけど…」
富山も微笑んでいる。
午後、総勢25人による「展望台エイドリア〜ン大会」が始まった。
みんなで一斉に階段を駆け上がる。子供から大人まで、みんなが笑顔で走っている。
「がんばれ〜!」
「負けないぞ〜!」
階段の途中で、石川が振り返る。
「みんな〜!ロッキーのテーマソング歌おう〜!」
「ダダダダ〜ン、ダダダダ〜ン♪」
みんなで合唱しながら階段を上る。なんとも異様で楽しい光景だった。
展望台に到着すると、一人ずつ「エイドリア〜ン!」を叫ぶことに。
小学生の男の子が最初に挑戦する。
「えいどりあ〜〜〜ん!」
「上手〜!」
みんなが拍手する。
大学生たちも順番に叫んでいく。
「エイドリア〜〜〜ン!」
「エイドリア〜〜〜ん!」
だんだんと盛り上がってくる。
ついに富山の番になった。
「富山〜!今度ははっきり叫ぶんだよ〜!」
石川が応援する。
富山は恥ずかしそうにしながらも、意を決する。
「と…富山〜〜〜〜〜〜〜!!!」
今度はしっかりと大きな声で叫んだ。
「すご〜い!」
「かっこいい〜!」
みんなが拍手喝采する。
富山の顔が真っ赤になるが、どこか晴れやかな表情をしている。
最後に石川の番。
石川は山に向かって、両手を高く上げる。
「み〜〜〜んな〜〜〜〜〜〜〜!!!」
「?!」
みんながきょとんとする。
「今日は最高のキャンプをありがとう〜〜〜〜〜!!!」
石川の叫び声が山々に響く。
みんなが感動して拍手する。
「こちらこそ、楽しかったです〜!」
「ありがとうございました〜!」
温かい拍手が続いた。
夕方、キャンプサイトに戻ると、田中さんがバーベキューの準備をしていた。
「お疲れさま〜!みんなでバーベキューしましょう!」
「え?いいんですか?」
「もちろん!今日はこんなに楽しいイベントをやってくれたお礼です!」
みんなでバーベキューを囲んで、今日の出来事を振り返る。
「石川さんって、いつもこんな面白いことやってるんですか?」
大学生の一人が尋ねる。
「そうそう〜!毎回違うテーマでグレートなキャンプをやってるんだ〜!」
「すごいですね〜!次回はぜひ教えてください!」
「もちろん〜!今度は『スター・ウォーズごっこ』をやる予定なんだ〜!」
「え〜!それも面白そう〜!」
みんなが興味深そうに身を乗り出す。
富山は石川を見つめながら、小さく微笑んでいる。
(いつも心配してたけど…こうやって、みんなを笑顔にできるのね…)
千葉も満足そうにビールを飲んでいる。
「今日は最高だったなあ。ロッキーの気持ちがよく分かったよ」
「でしょ〜?映画を見るだけじゃなくて、体験してみるのが一番だよ〜!」
石川がビールジョッキを掲げる。
「それじゃあ、今日の『グレートなキャンプ106』に乾杯〜!」
「かんぱ〜〜〜い!!」
みんなでジョッキを合わせる。
夜空には満天の星が輝いていて、焚き火の明かりがみんなの笑顔を照らしていた。
小学生の男の子が石川に近づく。
「石川お兄さん、僕も大きくなったら、こんな楽しいキャンプをやりたいな」
「おお〜!君もグレートなキャンパーになりたいのか〜?」
「うん!今度、お父さんと一緒にキャンプするときは、何か面白いことやってみる!」
男の子の目がキラキラしている。
お父さんも笑顔で頷く。
「息子がこんなに楽しそうにしてるのを見るのは久しぶりです。ありがとうございました」
石川の胸が熱くなる。
「こちらこそ〜。また一緒にキャンプしようね〜!」
「はい〜!」
その夜、みんなで焚き火を囲んで、ロッキーの話で盛り上がった。
「僕はロッキー4が一番好きかな〜」
「私は1作目の感動が忘れられない」
「エイドリアンって、本当にいい奥さんだよね〜」
富山が微笑みながら聞いている。
(みんな、本当に楽しそう…)
石川が富山の隣に座る。
「富山、今日はありがとう。最初は嫌がってたけど、結局付き合ってくれて」
「べ、別に…いつものことだから…」
富山の頬が微かに赤い。
「でも、今日は本当に楽しかった。みんながあんなに喜んでくれるなんて」
「でしょ〜?俺の『グレートなキャンプ』理論は正しかったんだよ〜」
石川がドヤ顔をする。
千葉も加わる。
「石川、今度の『スター・ウォーズごっこ』も楽しみだな〜」
「おお〜!千葉もノリノリだね〜!今度はライトセーバー作ってくるから〜!」
「ライトセーバー?!すげー!」
富山は頭を抱える。
「また変なこと考えてる…」
でも、その表情はどこか楽しそうだった。
焚き火の炎が静かに燃えている。みんなの笑い声が夜空に響いて、今日という日が最高の思い出になった。
石川が空を見上げる。
「今日も最高のグレートなキャンプだったな〜」
千葉と富山も同じように空を見上げる。
「うん、本当に楽しかった」
「みんなが喜んでくれて良かった」
三人は満足そうに微笑んでいた。
そして、遠くから聞こえてくる。
「エイドリア〜〜〜ん!」
どうやら、まだ誰かがロッキーごっこを続けているらしい。
「あはは、まだやってる人がいるよ」
「今日の影響だね〜」
みんなで笑いながら、楽しい夜は更けていった。
明日もまた、新しいグレートなキャンプが待っている。
石川達の冒険は、まだまだ続く…。
END
『俺達のグレートなキャンプ106 全力で映画『ロッキー』ごっこをやろう』 海山純平 @umiyama117
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