『詩 駐車場のひまわりさん』
やましん(テンパー)
『詩 駐車場のひまわりさん』
お借りしている駐車場のわきに
ひまわりさんが横一列に並んでいます、
ぼくが車に乗りにゆくと、
こえをかけてきます。
『やい、やましん、かいものか?』
『内科の診察さ。』
『いま、車のなかは、火の車だぜ。焦熱地獄だ。乗るな。』
べつの、ひまわりさんも言います。
『あら、やましん。焦熱地獄というよりも、大陽さんの中みたい。乗るな、触るな、』
『でも、歩いたら、すぐバーベキューだから。』
『乗ったらすぐ蒸し焼きだ。』
すると、小さなひまわりさんが言いました。
『やましん。車の下は、かげだけど、死神さんが潜んでいるよ。』
みんなが、合唱しました。
『のるな、のるな、のるな、のるなあ〰️〰️😃』
『のらなきゃ、はなしが始まらないよ。』
『のるな、のるな、のるな、のるなあ〰️〰️😲』
ぼくは、むぼうにも
ドアを開けようとしました
『あちちちちちちちちちちち、』
すると、傍らのマリーゴールドさんがささやきました、
『やましん、はんかち、あるだろ?』
ぼくは、はんかちをだして、焼けつくどあを
やっと、開けました。
ひまわりさんが、また、言います。
『すわるな、すわるな、ハンドルさわるな、やけどするぞ!』
『そうもゆきますまい、』
座ると、でも、たしかに、お尻が焼けました。
ハンドルをもつと、手のひらが焼けました。
ひまわりさんは、ただしかった、
そのときだったのです!
車の下から、ふらふらの、死神さんが現れたのは✨
『おい、やましん。おら、焼けた、焼けた、
今日は、帰るから、悪く思うな。』
👿
『詩 駐車場のひまわりさん』 やましん(テンパー) @yamashin-2
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