最初は人間の我儘さを表現したものかなと思いましたが、保育の現場をリアルに詠んだものでした。少子化の時代に、保育士目線の短歌は珍しく、臨場感たっぷりのこの作品を読んで、保育の現場は今こんなふうな感じなんだと、とても興味深い内容でした。保育の子供たちに対する愛情豊かな視線が印象的な短歌集。推し短歌1首。生後9週63日ありのまま命のままで入園する子
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