概要
この“好き”は、伝染する──
高熱に倒れた“君”の部屋を訪れたのは、
昔、ずっと一緒に過ごしてきた幼なじみの彼女。
「……私がカラダ、拭いてあげる」
「だって、ほっとけないじゃん……」
どこか懐かしくて、でも今はもう“男と女”の距離感で。
恥じらいと想いが交差する、一晩の甘くてやさしい時間。
汗を拭うタオルの音。
すぐそばで感じる彼女の吐息。
そして、眠る前にそっと重ねた言葉。
「……好きだよ。ずっと前から──」
やがて、熱が下がる頃。
ふたりの距離は、もう戻れない場所まで近づいていた。
第4回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト
ASMR部門応募作品。
そのためこちらの作品は普通の小説とは異なり、一人称視点・ヒロインの一人語りの文章となります。
読者選考もあるので、すこしでも「面白い」と思っていただ
昔、ずっと一緒に過ごしてきた幼なじみの彼女。
「……私がカラダ、拭いてあげる」
「だって、ほっとけないじゃん……」
どこか懐かしくて、でも今はもう“男と女”の距離感で。
恥じらいと想いが交差する、一晩の甘くてやさしい時間。
汗を拭うタオルの音。
すぐそばで感じる彼女の吐息。
そして、眠る前にそっと重ねた言葉。
「……好きだよ。ずっと前から──」
やがて、熱が下がる頃。
ふたりの距離は、もう戻れない場所まで近づいていた。
第4回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト
ASMR部門応募作品。
そのためこちらの作品は普通の小説とは異なり、一人称視点・ヒロインの一人語りの文章となります。
読者選考もあるので、すこしでも「面白い」と思っていただ
贈って貰えると、やる気Lvあがります
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!誰かそばにいてくれたら。体調不良のときの孤独感にも効く極上のお薬です
熱を測ってくれる。水分補給を手伝ってくれる。熱が下がるようにいろいろお世話してくれる。そんな風に看病される時間が嫌いな方はいないでしょう。
熱を出してしまった「君」が心配になって来てくれたのは、幼なじみの女の子。
朦朧とする中で優しく包み込もうとする彼女の声が、心地よい眠りへいざなってくれます。熱が少し下がっても完治するまでお世話は続き、そばに寄り添ってくれるヒロインを愛おしいと思う気持ちが増していきます。
体調が良くないときに聞いたら風邪がぶり返してしまいそうなほど、多幸感がもたらされるASMR。
堪能した後の頬の熱さをいたわってくれる方を募集せずにはいられません。 - ★★★ Excellent!!!優しく看病してもらえる。これぞ理想のシチュエーション
これぞ甘々だ、と満足感が凄まじかったです。
熱を出してぐったりしている主人公(聞き手)。そんな自分のことを優しく看病してくれるヒロイン。
もう、何から何までお世話をしてもらえます。ひたすら甘やかせてもらえます。
それも、ただ甘やかすのではなく、「普段からの信頼感のある関係性」が伝わってくるのがとてもいいなと思いました。
優しく優しく看病しつつ、普段とは違う顔を見せて、ちょっと素直な感じになって語ってくれる。
良い伴侶を得られている感、ものすごい安心感。自分がいい人生を歩んでるなあ、とか幸福感で満たされます。
その上で、ラストの展開がまた良かったです。
優しい女の人にひ…続きを読む