8 君と俺のココロ

 心というものは、その人の身体や認識を越えてしまうことがあるらしい。

 理由も分からず涙を零す君に、俺は特に話し掛ける訳でもなく、そっと傍に寄り添っている。掛ける言葉は見つからないけれど、せめて安心して欲しい、俺は味方なのだということだけは、どうか君に伝わっていますように。

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言葉を綴る。-SS短編集- 柊 奏汰 @kanata-h370

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