概要
息あるものはこぞって 主を賛美せよ。 ハレルヤ。
女騎士が一人の魔女のもとを訪れた。かつてとある竜が、いかにして人間に殺されたのか教えてもらうために。
これは、歴史上極めて稀な人間による竜殺し――その実例を知っている一人の魔女が、竜の殺し方を一人の騎士に問われ――やがてその騎士が竜を殺すまでの物語。
―― いかに幸いなことか
神に逆らう者の計らいに従って歩まず
罪ある者の道にとどまらず
傲慢な者と共に座らず
主の教えを愛し
その教えを昼も夜も口ずさむ人。
(新共同訳 詩1・1-2)
――息あるものはこぞって
主を賛美せよ。
ハレルヤ。
(新共同訳 詩150・6)
*本文を読んでもらえればわかりますが、異世界だけど、キリスト教世界観です。(転生者由来でキリスト教が現地で宣教されている)
*(予備知識がなくて済む程度におさえるつ
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