概要
ただの女子高校生なんですよ!!
ある日河川敷の帰り道、突然飛び出た子供達は、一家心中の被害者だった。母親らしき人は、まだ幼い小学生の兄弟を川へ葬った。主人公である女子高校生愛波真名(あいばまな)は、咄嗟に助けようと駆け寄る。その母親は既に狂気に満ち溢れており、叫びながら刺そうとする!しかし、一時的なアドレナリンにより真名は返り討ちにしてしまった……以降、彼女の罪悪感と混乱により生まれてしまった保守的で冷酷さを持つ別人格、つまり二重人格ができてしまう。優しく罪を背負うとする真名と、加害者になりたくない恐怖からの別人格が交互に目覚める。証言も日記も記憶も、全てが真逆になる混沌の中の警察の捜索は困難を極めていく。そんな中、新たな転換点となる生き残りの男の子が前に現れ、彼女はひた隠しにしてきた真実と向き合うことになる。
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