しばらく前に出逢って1度読み、改稿後にもう1度読み、最近また読見直しました。
良い機会だと思うのでレビューさせていただきます。
主人公の周りの人たちの愛と、主人公の不安定な現状、それを表現する緻密なモノローグ、さらには、時々起こるミステリ/怪奇系の出来事。
全てが合わさって、アンバランスな美しさを放つ、1つのまとまりとして、この作品は出来上がっています。
主人公が結構いろいろ考えちゃう感じの子なので、分量は多いですが、一緒にゆっくりといろんなことを考えていると、日々の喧騒を離れたゆったりとした時間を過ごせます。
web小説には、やはり手頃さも相俟って、このような作品は少なく、私にとって唯一無二の作品です。
50話(100万文字以上)あるので、毎日1.2話とかで、ゆっくりベットで寝ながら読むのがおすすめです。
(2部、待ってます)