第2話亀裂

 時刻は過ぎ夕方6時を回った。凌牙りょうが達は変わらず渋谷にいた。「そろそろ帰らないかい?もう6時だよ」凌牙がみんなに言う。凌牙は愛華あいかと夜デートに行くと言う約束があり焦っていた。凌牙のスマホには愛華からたくさんのLINEが来ていた。「ねぇねぇまだ〜?」「寂しいよ」「こんなに凌牙のこと好きなのに…」凌牙はLINEを未読スルーしている状態であった。「まだ遊ぼうよ〜!」しげるが言う。凌牙は3人の方に目線をあげた。「そうだな。もう少し遊ぶか!」「一回コンビニよって飲み物買おうぜ!」凌牙達はコンビニへと入っていった。凌牙が飲み物を取り会計をしている。ふと周りを見渡すと3人が何を買おうか悩みながらじっくりと商品を見ていた。龍弥りゅうやはスポーツドリンクを手に取っていた。創世そうせいは炭酸水を見ていた。凌牙がが茂に視点を合わせる。茂は何やらを見ながら商品を選んでいるらしい。凌牙が会計を済ませ3人の元へ静かに近寄る。「創世は何を買うんだ?俺が買ってあげようか?」凌牙が明るく言う。「いいのか!?この炭酸水箱3つほど頼もうかな」創世が笑いながら凌牙に言った。「そんな持てんるのか〜?持てるなら買ってあげるよ!」「冗談冗談!凌牙はやっぱり金持ちだよな〜」創世と凌牙がこのような談笑をしている。「凌牙俺にも買ってくれよ!」凌牙が目を向けると龍弥が見ていた。龍弥はスポーツドリンクを手に取っていた。「もちろん買うよ!一本で足りるの〜?」「一本だけでいいよ!」凌牙と龍弥も笑いながら話していた。3人の会計を済ませ凌牙達はコンビニの外に出た。「お前はやっぱり金持ちだな。」茂が凌牙を見て言っていた。凌牙はいつものことなので茂の方を向き軽く頷いて4人で楽しく話をし始めた。

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行くぜ!俺たち! @haku12_46

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