行くぜ!俺たち!

@haku12_46

第1話始まり

 「おはよう〜」朝になり愛華あいかがいう。「おはよう」眠い目を擦りながら凌牙が答える。

 広々している寝室で凌牙りょうがと愛華が起き上がる。

「今日のデートどこ行く?」愛華が凌牙を見つめながら聞く。凌牙は少し間を置き「ごめん今日友達と昼会うから夜からでもいい?」凌牙は申し訳なさそうに愛華に聞く。愛華が下を向く。「約束と違うじゃん。」愛華は再びベットに眠りにつこうとする。「ほんとごめん。夜スカイツリー行こ?」凌牙は愛華に近づきながら言う。愛華は少し拗ねた様子である。「うん。」愛華が小さく頷いた。

 広々とした庭。大きな玄関が空いている。「また夜ね」凌牙は愛華に手を振りながら言った。愛華と凌牙は抱きしめあって凌牙は家を後にした。

 たくさんの人々が交差している。高いビルやスクランブル交差点。渋谷駅である。ハチ公前に凌牙はいた。「お待たせ!」3人組が凌牙に話しかける。佐藤茂、川口創世、石塚龍弥3人全員凌牙の同級生だ。

「さすが金持ちは違うぜ!やっぱり時間より早く来てるなんてな」笑いながら茂が言う。「お前らが遅いんだろ。行くぞ。」凌牙は3人に喝を入れ街へと向かった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る