M&Mのに
あるまん
「……おい」
「んあーこの暑さ、やばるみや~」
「何だ其の語尾は」
「昔やばたにえんってのが流行ったみたいだし、あーしも最先端の流行語を創作しようかと」
「……昨日の夕飯は麻婆豆腐だったな。あー成程、○美屋のだったのか……って違うっ!」
声を上げる松沢の部屋……のベットの上で、Tシャツなのかパジャマなのかを着て……何故か腰にバスタオルが巻かれた状態で寝転び、クリアサイダーのアイスを舐めている、小麦肌で金髪、ウェーブヘアーが寝ぐせで乱れまくった状態のまり。
「流石はコナ○君、見破った様だね……The truth is always one!」
「英語で言ってもコ○ン君って言ってる時点でバレバレなんだよ! 何故お前が俺の部屋に、そんな寛いだ格好で居るんだ!? しかもそのアイスはうちの冷蔵庫に入ってた奴じゃねーか!」
「え? 何時も通り普通にまっつーママに挨拶して、アイスも貰ったよ? 一カ月振りだったけど相変わらずかーいいしおっぱい大きいよね♪ あんなママじゃまっつーの性癖もこじれて当然か」
「俺の性癖を何で知ってるんだ! しかも別におふくろ由来じゃねえ! 何時も通りとか一カ月振りとか相変わらずとかってそんな頻繁に来てるのかよ!! そもそも鍵をかけていた筈だぞ!!」
矢継ぎ早に突っ込む松沢。物凄い早口である。
「え? 普通に合い鍵持ってますけど? まっつーママに頼んだら普通にくれたよ?……後おふくろなんて呼んでなかったじゃん。昔みたいにマミィ~って呼んであげなよ」
「マミィ~なんか呼んだ覚えねえ!! 後何でおふくろは俺の部屋の合い鍵持ってんだよ!!」
「偶に掃除に入ってるらしいよ。あっ、そういえばまっつ~から借りてた本返さなきゃ」
そう言ってゴソゴソ学生鞄をまさぐるまり。
「はいっ、「美人巨乳OL、イ・け・な・い♥お仕事 テレワーク中なのに……下半身は大洪水」 相変わらず拗らせてるねぇ……」
「どこ行ったと探してた本じゃねーか! 何でお前が持ってるんだよ!! というか未成年が読んでいい本じゃねえ!!」
「やだぁまっつー、そんな本読んでたんだぁ……そんな本なんかなくても……此処に相手が居るじゃない……」
そう言ってベッドから立ち上がり、松沢に近付くまり……バスタオルに手をかけ……。
「ねっ……この中がどうなってるのか知りたくない?……ほらぁ……まっつ~の手で……開いてみてよ……あーしの秘密の……は・な・ぞ・の❤」
……上気した顔で近付くまり……
……
ばさっ
「お前の手の内はもう読んでる」
何の躊躇いもなくバスタオルを取り上げる松沢。全く色気のない、女子高生が着るには野暮ったいショートパンツだった。
「やっ、やだぁ~本当に履いてなかったらどうするつもりだったの! このへんたいきょうし~! せくはらだぁ~!!」
「仮に素っ裸でも何とも思わんわ。お前が赤ちゃんの時誰がおしめを変えてやったと思ってる?」
「やっ、やだぁ~あーしの大事なト・コ・ロ♥、モロ出し見られてたん?」
「モロ出しなんか言う奴に興奮なんかするかっ! 食い終わったらさっさと出て行けっ! 俺は着替えてクーラーの利いた職員室でお前みたいな不良生徒の生活指導を相談予定だっ!」
「くっ、クーラーなんかずるいいいいいい!! あーしはまっつ―の部屋のオンボロ扇風機で我慢してるのにいいいいいいいい!!」
「だから出て行けって言ってんだろっ!! エリカかミホの家にでも遊びに行けっ!!」
「ひーどーいー!! あいつら最近出来たカレシといちゃらぶだって、知ってるくせにいいいいいいいいいいい!!」
M&Mのに あるまん @aruman00
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます