怪異が縁を結ぶこともある

いやあ、なるほど。と思わず唸らされる「ホラー」でしたな。

見事、キャッチコピーに釣られてしまい申した。


これは、体育館で聞こえる「悲鳴」についての物語。
主人公の友人の娘が、夏休みの自由研究に、学校にある怖い話を調べておりました。
それを、この主人公が「よく」知っているとのことでして、
尋ねにやってくるんですな。

そして、主人公はそこ子に言うわけです。すなわち、

「大したことじゃないんだよ」





そして主人公は、女の子に『大したことじゃない』話をするわけですが……



物語のキモは最後の最後にありますね。
なんでしょう、ほっこりとホラーが同時に迫ってくるというこの感じ!

なんだか本当にありそうな物語で、旅先でこんな話聞いたら絶対忘れられないと思います!


ご一読を。