蝶番の軋みをほどく

高宮くんが閉じていた扉には錆びついた蝶番があり、誰にもそれを触らせる気こそなかったのかもしれません。
それを与田さんの立場から少しづつ、視界が開けるように明かされていくことで高宮くんの感情にも変化がでてきて読みやすかったです。
女性キャラクターの感情やセリフがリードして引き出していくのがやはり巧みな作者様だなと思います。
素敵な作品でした!ありがとうございます。