優しさが紡ぐ、静かな再生の物語

最初は切なかったです。
大切な家族(猫)を失いかけるシーンから始まって、そこに不思議な神様が現れて──まさかの異世界へ。よくある展開かな?と思ったら全然違いました。ドタバタな異世界転移なのに、流れる空気がすごく優しい。

何より、杏姉さんの存在感がすごい。猫なのに人生の先輩で、厳しくて、でもあったかくて、もう完全にヒロインです。あと、大福が癒し力高すぎてずるい(笑)。

農作業の描写がリアルで丁寧なのも好きでした。

笑って泣けて、読み終わったあとはなんだか心がぽかぽかしました。
続きも読みたくなる、そんなお話でした。