動物タチのデスゲーム

きこくし

第1話 結集

「ってぇ……」

意味もわからないところで目覚めた。

俺は普通の学校で普通に昼休みを過ごしていたはずだか…

「目覚めまして…?」

「ここどこなんだよ!」

ここには大体15人くらいだろうか。

それに……仮面か?

俺を含めた全員が動物の仮面をつけている。

『全員が目覚めたようですね』

死ぬほどデスゲームみたいな黒ずくめな人が大きなスクリーンにでてきた。あからさますぎる。

『やぁ、紹介が遅れた。私はマコト。』

マコト…?

名前的なやつだろうか。

『皆さんにはここに集まっていただいてありがとうございます』

『これはゲームです。』

ゲーム……?何言っているんだ。

「どういうことだ?」

そう少しザワつく。

『皆さんには仮面をつけていただいていますね?それは"あなた"です。まぁ、自己紹介よりも先にゲームの内容にしましょうか。』

『ここには、沢山の動物がいます。

そして、あなたがたの中には動物食いの悪魔が2人潜んでいます。また、他にも役職はあります。』

何が言いたい……?

『2日に1回、その"悪魔達"は皆さんの1人選び、食べます。ですがそれだけではただ全滅してしまうだけです、そこで2日に1回、皆さんのお話会があり、そこで怪しいと思った人を1人倒すことができます。』

なるほど…つまり人狼ゲームみたいなものか。

『あぁ、仮面は皆さんを象徴しているのでいかなる時も取らないでくださいね。』

仮面は皆さんを象徴……?

意味もわからないが淡々と話が続いた。

つまり、人狼ゲームらしく言うと

俺を含めた15人のうち、

2日に1人殺す事が出来る人狼が2人

一般の村人が5人

2日に1人守ることが出来る狩人が2人

2日に1人、白か黒かが分かる占い師が2人(2人で任意の1人を選ぶ)

4日に1回人狼に食われた人の最後の言葉を聞くことが出来る霊媒師が1人。

人狼チームだが占い師には白と映し出される狂人(狂人は人狼が分かるが人狼には分からない)が1人。

2人と人狼だけになった際2人勝ちとなる兄弟2人。(どちらかが死んだ場合、役職は村人となる。もう1人の兄弟はお互いにわかるものとする)

……という感じだ。

役職はこれから配られる。

『そして夜10時から8時までは自分1人の部屋がありますよ、そこには他人が入っちゃ絶対だめですよ〜タッチパネルとかがあって欲しいものなら凶器とか以外はなんでもいいですよー!あ、あとトイレとお風呂や綺麗なベットなどもちゃんと、ありますよ、』

なんか少しほのぼのとした言い方になってきたぞ…?

『役職のある方もしくは2人で1人を占ったり食べたりする時はそこでリモートもできるし、タップ式で食べたりできるからノンリスクだね!』

『そして皆さんお待ちかねのこのお面ってなんなの?』

『まぁやっていくうちに分かるさ!』

そんなふわっと言われても……

『自分の動物は自分には分かるだろう?まぁ意味があるのかないのかはさておき考えてみるんだね、寝る時は外してもいいですが、もしその姿で自室を出るまたは正規以外な理由がなければ首は吹っ飛ぶとでも思ってくださいね、』

『それと2日に1回のお話は基本ここでやります。それ以外ならこのフロアどこにでもいて平気ですよ〜!あぁ、他人の部屋以外でね、』

なるほど…つまり基本行動は自由。ここで固まっているやつを不安にさせるって言うことか。

『じゃ、頑張ってね!』

ブチッ……とおもむろに電源が落ちたような音にて話が終わった。

今座らせられてるのはよくある会社の会議用の丸い机で、そこに順に役職と動物が書かれた紙が配られた。

色んな人が息を飲み役職を確認している。

僕は___カラスの【狩人】だった。

沈黙が流れる中、ある1人が声を上げた。

「よし、みんなで自己紹介をしよう!」

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動物タチのデスゲーム きこくし @houchi2727

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