散歩
勝利だギューちゃん
第1話
朝起きた。
晴れていた。
暇なので、外へ出かけた。
散歩だ。
「お兄さん、ちょっといいですか?」
奇麗な女の人に声を掛けられる。
逆ナンか?
いや、それはない。
「私ですか?」
「お兄さんは、おいくつですか?」
嘘をついても仕方がない。
「50歳です」
「見えませんね・・・どう見ても・・・」
そこをさえぎる。
「ちょっと待った」
「何ですか?」
驚いてる驚いてる。
「まさかとは思いますが、今時『どう見ても、49歳です』と、ド素人でもしないギャグはいいませんね」
「まさか、いいませんよ」
図星のようだ。
「で、なんですか?」
「スマホはどこをおつかいですか?」
「ホークスの親会社です」
一応、権利の関係で社名は伏せておこう。
「奇遇ですね。私もなんです」
「はあ」
なんだろう?
「これどうぞ」
ポケットティシュ?
「あと、これも」
トイレットペーパー?
「今後ともごひいきに」
去って行った。
なんなんだろう?
追伸
後半部は、実話です。
散歩 勝利だギューちゃん @tetsumusuhaarisu
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