概要
水たまり触れた瞬間光ってた記憶ってたぶん転写の遊び
これは「美しくない記憶」を、あえて正確に保存しようとする試みです。
「忘れること」もまた、記憶の作用のひとつだと考えています。
遅れて届く音、失くした鍵、沈黙のなかの会話。
それらを通して、〈記憶〉や〈感情〉は、「いまこの瞬間の転写」であるという仮説を短歌でなぞりました。
ほんとうに大切な記憶ほど、映像にも言葉にもなりきらず、
それでもどこかで、光りつづけています。
舌の裏にのこる飴玉の味のような感覚を、身体と言葉で掬い上げた、そんな連作です
「忘れること」もまた、記憶の作用のひとつだと考えています。
遅れて届く音、失くした鍵、沈黙のなかの会話。
それらを通して、〈記憶〉や〈感情〉は、「いまこの瞬間の転写」であるという仮説を短歌でなぞりました。
ほんとうに大切な記憶ほど、映像にも言葉にもなりきらず、
それでもどこかで、光りつづけています。
舌の裏にのこる飴玉の味のような感覚を、身体と言葉で掬い上げた、そんな連作です