概要
ふーちゃんの胸がふくらむ。肩が上がる…ああ、この子は俺の何?
太田論理、19歳。清心館大学文学部日本文学専攻に入学したばかり。その胸に新たな生活への夢をいっぱい溢れさせている。初めて降り立つ玉都の街。どきどきしながらバスターミナルを進む。そこに「ドンっ」と衝撃。驚く論理の前にうずくまる1人の少女。あ、この子胸で息を吸う…そんな思いを抱く論理の前で、少女は「私はこれでです」と去っていく。ただの通りすがり──しかし、そう思い込むには、論理のときめきは強すぎた。そんなエピソードを経ながら、論理の青春が、今始まる。
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