中学生のとき、課外授業である劇団の劇を見た。
プロの生の劇を見るのは初めてで👀 なるほど、テレビと違っておもしろいなと思った。
劇が終わり、劇団員の1人1人が自己紹介を含めて、詩の朗読をした。
劇団長のおじさんが、声色を変えて『竜』という詩を読んだ。
その大げさな表現なのか、声色なのか、辺りからクスクスと笑いが漏れた。
学校に帰ると、社会科の先生が、
そのことについて笑われるようだっだら、まだまだだなと言っていた。
このお作品。
中学時代に暴力を振るわれて、カツアゲされていた男の子。
その子のことを思った家族が真剣に対処するお話。
男の子のお父さん、そして、最強おばあちゃんは
『真剣』
真剣な意志は伝わる。
自分の利益のためだけに暴力を振るっていたクソガキには、それが伝わっただろう。
人の真剣な意志。
それに敵うものはないと思う。
まだまだと言われた劇団おじさん。
真剣じゃなかったのかな🙄
強いおばあちゃん。その一本筋の通った「昭和の人」ならではの精神に惚れ惚れさせられました。
学校でイジメに遭い、執拗に金銭を要求されている主人公。でも、そのことを人に言うだけの勇気が持てず、更に家から金がなくなっていることも「ちょっととぼけた母」は気づいてくれない。
そのまま我慢の日々を続けていたが……
とにかく、ばあちゃんのキャラが素敵です。しっかりと孫の変化を見てとって、然るべき処置をしてくれる。
実話ベースでの「現実世界でのその後」も含め、ラストで爽やかな風が吹くような、読んでいて心地いい作品でした。
おばあちゃん、本当に素敵。