概要
ただの四十二歳、一人で真相を確かめに行く。
ブラック企業勤めのコウジは日本から異世界へと転生した。当時は二十代半ばだった彼も今や四十二歳になっていた。
そんなコウジには娘がいる。といっても血の繋がりは無く孤児院から迎え入れた子で、一度も結婚したことが無く彼女もいないコウジだが、それでも三歳から十七歳まで一人で育て上げた。
そんな娘は冒険者になり、家を出て王都で活動することに。定期的に送られてくる手紙にはAランクパーティーに入ったことが書かれていた。
そして休みが取れたとのことで半年ぶりに帰って来たのだが、一週間経っても王都に戻る素振りを見せず、娘に聞いてもいい答えが返ってこない。
そんな中コウジは、王都で追放騒ぎがあったことを耳にするのだった。
※MFブックス異世界小説コンテスト応募作品。コンテストテーマ【心があたたまる家族
そんなコウジには娘がいる。といっても血の繋がりは無く孤児院から迎え入れた子で、一度も結婚したことが無く彼女もいないコウジだが、それでも三歳から十七歳まで一人で育て上げた。
そんな娘は冒険者になり、家を出て王都で活動することに。定期的に送られてくる手紙にはAランクパーティーに入ったことが書かれていた。
そして休みが取れたとのことで半年ぶりに帰って来たのだが、一週間経っても王都に戻る素振りを見せず、娘に聞いてもいい答えが返ってこない。
そんな中コウジは、王都で追放騒ぎがあったことを耳にするのだった。
※MFブックス異世界小説コンテスト応募作品。コンテストテーマ【心があたたまる家族