コントレイル
しょぼん
コントレイル
蒼穹のキャンバスを斬る白い筆 残る軌跡が妙にまぶしく
陽炎と共に揺れでるあの時のあなたを感じ煙草を一服
昔日の脳に焼きつく大花火「写ルンです」じゃ写しえなくて
覚えてる?サヘラントロプスチャデンシス今でも言えるどうでもいいけど
掠れ字の壁の「刀削麺」頼んでも出るか出ぬかはブラックボックス
「あの時なんで無視したの」って答えれると思う?俺もわかんねぇもん ポケットの中64ギガバイト
曖昧模糊もこもこもこと湧き出でた頭の中には光化学スモッグ
「きりばらい」一番いらないひでんわざ今日の僕にはこうかばつぐん
天仰ぐ。コントレイルはもういない。このまま月まで行けたらいいのに
白い筆秋の空には見えなくて もうどうでもいいや残響のビート
コントレイル しょぼん @syobon1023
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます