アイネクライネ・ナハト『ミュージック』

これ本当に面白いです……! ぜひ、お勧めします。

主人公はタワマンに暮らす、81歳のおじいちゃんです。

彼には双子の兄弟がいるのですが、今日は彼の命日のようです。

部屋のリビングでは、食事が遅い、81歳のおばあちゃんが朝ごはんを食べてます。
『喪主』は、彼女が務めるのだとか。



おじいちゃんは、『思い出レコード』という媒体を使って、
兄弟との思い出、そして……リビングにいる女性との思い出を、なんとなく振り返ってみます……。




『音』と『楽』というふた文字を与えあった兄弟に、一人の女性が紡ぐ、
優しく、温かく、そして、苦い人生。

人生とは、ビートのようなものなのかも知れませぬ。




強くお勧めいたします。

ご一読を!!




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