忘れられた海の底に沈むビニール袋

一年の不幸を凝縮したような一日に振り回されていた主人公は、寝過ごして見知らぬ街にたどり着いた。
夢見心地のまま、初めての土地で美術館に向かった彼は、一人の女性と一作の絵画に出会う。

――海藻とかクラゲとかそういう物よりもビニール袋の方がずっと俺のようで似合っていると思った。

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＊お題＊
『今日は散々だった』から始まる話
『忘れられた海の底』このワードか、意味する文章を作中に入れる
上記のお題を頂き、配信内で書いた小説になっています。