【2025 GW特別編】きっと、となりに。～きみのとなり。番外編～

☆あとがき☆

『きみのとなり。』を読んでいる方も読んでいない方も、こんにちはこんばんわ、東雲 晴加です！

　GWも終わりに近づき、『アルカーナ王国物語』シリーズ以外にも何かあげようかなぁと思って、そうだ咲太郎の中学時代の話でも書くか！　と思ったのですがなんせ楽しいエピソードが何一つなくてですね（；^ω^）彼は悪いことを何一つしていないのに、じわりじわりと追い込まれていく過程が書いている方も辛かったです。

　が、このエピソードを乗り越えてこその『きみのとなり。』の二人に繋がるのではないかな、と思います。

　本編を読んでいない方にはいじめ問題のお話だと思っていただければ。

　ただ、こちらの作品、いじめに関しては何の解決にもなってません。

　いじめられた方は何も主張せず学校を去っていますし、いじめた方には何の制裁もない。学校も両親も本当の所は気がついているのかいないのかすら解りません。

　読み物として、それってどうなの？　と思ったりもしますが、現実ってこんな感じではないのかなーなんて。

　きっと学校に相談できれば、何か変わっていたかもしれなかったけれど、咲太郎の芯の強さにいじめの表面化が遅れ、尚且つ本人が主張しなかったために学校が気づかない……という事はあると思います。

　きっと、いじめた方もそんなに大変なことをしたとは思っていないでしょう。そして、特に加害したわけでもないけれど、まともな心を持っているものは「自分も悪いのでは」とずっと心に重くのしかかることになる。

　そんな子どもたちのもやもやを描けたらなと。

　何の解決にもなっていませんが、それでもこれがなかったら、未来で咲太郎と光の出会いはなかったわけですし、上手くいかなかったからこそ未来に上手くいった……ということがあるのが人生かなと。

　絶対に傷ついたはずなのに「高梨さんが悪いわけじゃないよ」と言える咲太郎は芯が強いなと思います。そういうところに光は惹かれたんだろうなと。

　もうすぐまた学校が始まりますね。

　頑張って登校してる子偉いです。もし、頑張れそうにない子は無理しないで助けてって言ってみて。咲太郎みたいに一人で頑張っちゃダメ（笑）

　けど、一人で乗り切った人も偉いです。

　みんな頑張って生きてますね。

　死ななきゃ勝ちです本当に。

　明日から仕事だ――！！　行きたくない！（頑張れよ！）

　最後までお読みくださり、本当に有難うございました！

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