概要
今度は俺が大公家の当主になる
大公家の次男として生まれたゼクス・オルクレードは、"王国最強の戦士"と謳われながらも当主になることはできなかった。暴君である兄・アインスがいたからだ。アインスが暴政を敷き、人々から"狂気の大公"と呼ばれても、ゼクスは弟として従順に彼の命令を遂行した。それこそが家門への忠誠になると信じていたからだ。だが、ゼクスの名声が高まるにつれて、アインスは弟のことを"当主の座を脅かす危険分子"として認識していった。結局、ゼクスは信じていた兄に裏切られ、殺されてしまう。しかし、目覚めたときには青年時代へと時間が巻き戻っていて──。「今度は俺が、大公家の当主になる」。最強と謳われた男が覇道を歩む、壮絶な復讐劇が始まった。