曖昧ミームスイーパー
州壬 出
架空小説書き出し
実家の食卓にて、人肌まで温まった粥を認知症の母の口へ運び続ける日々の様子を、若い世代で流行中のソーシャルメディアである【TikTak】に投稿し、泡銭を得ていた。
ある日の夜、虫の居所が悪かったのか、喚き、粥を蹴散らす母に対し生まれて初めて声を荒げ、家を飛び出した。
人肌まで冷めた脳を引っ提げ、帰路に就く。
我に帰るも束の間、食卓には、床に落ちた粥を踏み潰したであろう母が居た痕跡と、粥を舐める猫。そして、猫の様子を世界へLive配信する床に落ちたスマートフォンが私を見上げていた。
「はぁ? 」
曖昧ミームスイーパー 州壬 出 @Deru_Shuujin
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