解説

 本作はkou氏の短編『風の始まりの色』から生まれたものです。

 作中に登場する『麒麟きりん』なる風の妖怪に興味を惹かれ、自分でも使ってみたくなりました。kou氏ご本人からも期待していただけたので気合いを込めて挑戦してみました。

 さて、それでは麒麟きりんなる妖怪をどう表現するか。

 そこで、思い出したのは中近東の風の魔王パズズ。

 この魔王はすべてを食い荒らし、自らも滅びるバッタの群れ――飛蝗ひこうの神格化とのこと。

 ならば、麒麟きりんも同様の表現ができるのではないか。

 そう思い、世界の破壊と再生を司る存在として描いてみました。

 ただし、お題はあくまでも『風の始まりの色』。

 そこで、五行思想と結びつけて『赤(火)にはじまり、黄(大地)に終わる』存在として描いてみました。

 悠久の大地の上を移ろう無情なる時の流れ。

 その壮大さを感じていただければ幸いです。

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麒麟颶の季節 藍条森也 @1316826612

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