第2話 異世界、なのか、、?
「ここ、どこ?」
俺とっさの眠気に打ち勝てず眠ってしまっていたが、そんなことはこの際どうでもいい。
起きると俺のいた居酒屋とは全く違う、なんというか、家みたいな場所にいた。
家といってもテレビがあるとかではなく、椅子と机が置いてある感じ。
家ではなく小屋といったほうがしっくりくるかもしれない。
でも今どきこんな小屋みたいな家に住んでいる人なんかいるのか?
とりあえずスマホで今いる場所を確認しよう。
「は?どういうことだよ」
スマホのマップが表示しているのは丸くて大きな青い星。
でも、、、どう見ても地球じゃない!
「マジなんなんだよこれ、どこだよ、、。」
マップに表示されている星は地球に比べて海の多い星。
とはいっても大きさなどはわからないので他のことは何も言えない。
「とりあえず、、、コンセント探すか。」
このよくわからん星でスマホの充電がなくなることだけは避けたい。
まだ充電67%あるからゆっくり探すか。
こういうのはだいたい部屋の角だよなー、、
「ないな。」
これは困ったぞ。
スマホなしでどうやって生活すればいいんだ、、。
自分の家だってスマホなしじゃ生活できないぞ。
いや、マジでないぞ。
そんなことあるか?
いくら小屋とはいってもコンセントくらいあるべきだろ。
せっかくだから部屋の中色々見てみたけど日本語ばっかりだったんだが。
見たことない絵柄の丸い箱に入った日本語表記のマッチとか、見たことないけど日本語で注意喚起してあるのりとか、、あげていったらきりがないくらい日本語表記だけど見たことないものがいっぱいあった。
ここって日本、、ではないよな。
地球じゃないもんな。
だとしたらほんとにここどこだよ。
てかこういう異世界?に飛んじゃう系って見てるアニメとかやってるゲームとかの世界に入り込んだりするのがセオリーじゃねぇの?
なんで全く見たことない世界に飛ばされるんだよ。
ゲームしたくなってきたし。
ちょっとならいいか、どうせコンセントくらい見つかるだろ。
「やべ!やりすぎた! え?」
充電が全く減ってない、、。
一時間はゲームしてたはずなのに、、
減らないってことか?
だとしたらゲームやり放題じゃね?
「サイコー!」
仕事せずに毎日ゲームできるの最高すぎるだろ。
せっかくだから楽しませてもらうぜ!
ありがと神様!
ほぼ地球の異世界に飛ばされた話。 @Hund
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