純日本文学の地平線

 レビューごめんなさい、失礼します。
 昔、村上龍のデビュー作を読んで、はじめの3行でノックアウトされました。
 それ以降の作品はちょっと置いといて(泣)
 その村上龍、最高傑作の作品の匂いが、この作品にあります。
 どうしてこんなに丁寧で完成度のある日本語がつむげるんだろうか。
 たしかに舞台は上品ではないです。でもそこから、本当の人間の尊厳を探そうとする
 鉄の意志が感じられるのです。それはじつに神聖なものです。
 やばい。
 3話読んで僕は心から正直そう思いました。この人は人類を救済しうる能力があると。
 まじで、まじで、頑張ってほしいっす。人類の一員として。
 一言しか言えません。心から、応援しています!!