開きなおーる
Iloha
第1話
うん、年齢がどれくらいって
さっきカムアウトしたからね。
なんか自信ついたよね。
「文学なら嘘はつけない」
森茉莉さんの言葉だ。
なんかちょっと自信の意味違うか。
違うな。
SNSで多分私より10歳くらい若い女性。
彼女がなんだか好き。
よく言葉を交わしてた。
彼女「なにかが足りない」って言うの。
ねえ、それってこういうこと? って尋ねた。
「私、安室奈美恵さんと同い年です」
年下の男性に言ってみたんだ。
「おお、実質安室ちゃんですね」
ナイス回答。
早速彼女反応してくれたよ。
「やだ、なにその100点の返し!」
でしょう、そうでしょう。
ユーモアある優しさ、これよこれ。
ルーズソックスと超ミニスカートで
歩いてたんだから。
茶髪たなびかせてたし、ピアス3つ。
そう思うと元気出る。
と思うと娘が
「ふん、おばさん」って言うの。
なんだ赤ちゃんめ。
バブバブうるさいや、とは言いませんでした。
開きなおーる Iloha @Iloha
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
きみはお天気、あなたはお花/Iloha
★3 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます