概要
眠り姫にしても、魔女にしても恋をするとこうも変わるの?
この世界は、クソだ。
強者は権力を振りかざし
言葉の刃物で弱者達を
痛ぶり骨の髄までしゃぶり尽くし
飽きたらポイだ。
「おい!魔女!今日も、暗くてジメジメしたお家に引きこもってなくていいのかよー?」
『……。』
かく言う僕も弱者だ。
強者のおもちゃ、ボロボロになるまで
ずっと……ずっと…
そう思ってたのに____。
「おぉ!?今日は、眠り姫がお目覚めだぞ!!」
「眠り姫、かわいい〜!!」
強者は、大嫌いなのに……
『……?』
「あなたが……魔女?」
『っ!?…そ、そうだよ。ぼ、僕が……魔女、だよ。』
「ふーん。」
『……へ?そ、それだけ?』
「うん……それだけ。」
『は、はぁ。そうですか。じゃあ、僕はこれで……』
「待って」
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