何も無い
カイ
第1話
準備は整えた。
「ん?これ?バイク?これで行くの?二人乗り?それは・・規則的にちょっとまあいっか」
とその置かれたバイクを見てそう彼女はそう言った。
え?その為にバイクの免許まで取ったのに女の子は物語的にこういうのに憧れるんじゃ?それに物語だから世界が違うから二人乗りも大丈夫だと思ったのに駄目?
なんてここからが本番だ。
バイクに彼女だけを乗せてやって来たのは―
俺は彼女を見る。
「何も無いとこだね」
えええええ?こんなに花がこれでもかっていうぐらい隙間が無いほどの花のテーマパークだ。勿論、テーマパークといったが施設とかじゃないが。自分が見つけたとこだが。
注 花が好きじゃない女子もいるから事前にチェックしとこうね。と文字が出てきた気がしたが、それで怯む程の思いではなかった。
この中を歩けば何か違ってくると思った。
そして―「果てしなく何も無いね」
このそれしか見えない程のそれなのに見えない?なら今居るのは――。
何も無い カイ @akike3
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