おとわ屋の幽霊　《斧琴喜久贔屓誉（よきこときくのひいきのほまれ》

文明開化、明治のはじめ、幽霊と話ができる熊吉のところへ、人気歌舞伎役者が訪ねてきて…

数年前に某国立劇場の歌舞伎脚本募集に応募して一次審査も通過することできずにボツになった作品です。
今、歌舞伎界では、マンガやゲームを子どもの頃から楽しんできた世代がリーダーとなり新しい歌舞伎を生み出している…もしかしたら河竹黙阿弥以来の改革の時代かもしれません。
そんな中、30年前くらいの歌舞伎舞台のイメージで描いてしまってるから仕方ないよなあ…と思いつつ、でも頭の中で当て書きの役者さんを想像しながら描く作業は楽しかったので、ナントカも山の賑わいの体でアップします。